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国内で販売されている外貨建ての貯蓄保険の契約するかの判断基準として、

国内のどこの保険会社も消費者が買ってくれる貯蓄保険として、外貨建ての貯蓄保険類があります。
外貨建ての貯蓄保険とは、次のものを言います。
外貨建ての終身保険、利率変動型終身保険、個人年金、養老保険なとです。

この国内で販売されている外貨建ての貯蓄保険の契約するかの判断基準として、一番気になるところとしては、二つ挙げられます。運用利率と為替リスクの問題についてです。

運用利率は、3.5~5パーセントの範囲内のところが多いですが、一見良い利率にみえます。しかし、5パーセントというのは、固定利率ではありません。また運用利率以上の配当金があった場合、契約者に還元されないで保険会社だけに持たされるということ。

ここで、国内のこの外貨建貯蓄保険に投資するかの判断基準ですが、その指標としてお教えいたしましょう。

支払っていく保険料総額の、最後満期金とか、あるいは解約返戻金とか、あるいは個人年金額の受取総額とか、その受け取る額ですが、保険料総額の少なくとも倍の受取額以上であることが、目安です。

そして、為替リスクも考えないといけません。1ドルは、上は130円にも十分になる可能性があります。一方、下は、1ドル、80円になる可能性も十分にあります。

ここで契約者側が考えないといけないのが、下の1ドルが80円になるという想定で、ものごとを見ていかないといけないということです。


この1ドルが80円に、保険金や解約金、年金額などをもらうときになっても、それでも支払ってきた保険料総額の倍以上の金額にあるかということです。

そうでないと、外貨建貯蓄保険に投資する価値はないということがいえます。受け取る金額が倍というのは、保険料総額と死亡保険金の割合ではありません。勘違いしないでください。保険料総額と、生きている時にもらう保険金、解約返戻金、年金額、満期金なとせの額の割合です。


これを考えて、投資するかを検討されるとよいでしょう。

しかし、これに当てはまる外貨建貯蓄保険は、国内には存在しないということがいえます。どうして存在しないのかといえば、いくら保険会社が利率変動での運用利回りが5パーセントと設定しても、それは保険会社の運営事業費などコストを除いたかけ金=保険料ですが、この事業コスト代が、かなり保険料の中に組み込まれているので、いくら5パーセントの利率変動の利率でも、1ドルが80円になると契約者側が想定した場合、どうしても倍以上の受取金にはならないのです。

もっと簡単にいってしまうと、保険会社が儲けすぎの保険料設定に最初からしていることということです。さらに、配当金も契約し続ける継続ボーナス金もありません。これは世界の保険会社から見れば、良識的な外貨建貯蓄保険とはいえません。


こういった損得の視点を考えて、どこの貯蓄保険に契約していくべきか、基準を見抜いて行くとよいでしょう。その中で、どこの外貨建貯蓄保険が、よいのか、それ以上に、現地海外の貯蓄保険と、どれくらいの格差があり、現地海外の貯蓄保険が優れているのか、このあたりは、ここの無料のブログ内ではお教えいたしません。

お金をいかに大きく増やしていくか、これはお金の相談です。無料で教えるほうがおかしな話になります。保険料というのは、為替リスクをもっても、それでも保険料総額の数倍になる外貨建貯蓄保険を国内外で探究していくべき時代に入ったといえます。


国際消費生活コンサルタント/野中幸市
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